呼びかけ文

牧原ゆりえ


私、「意味がわかるようで分からない日本語」に苦戦しています。 そのうちの1つが最近よく耳にする「合意形成」という言葉です。 …もちろん分かりますよ。 「合意を形成すること」ですよね。

でも、何をどうしたら「合意」が「形成」されたことになるのでしょう。

ウィキペディアには、こんなことが書いてあります。 合意形成とは、多様な利害関係者の意見の一致を図ること。特に議論などを通じて関係者の根底にある多様な価値を顕在化させ、相互の意見の一致を図る過程のことをいう。コンセンサスともいう。

これが達成されたら、どんな雰囲気なんでしょう。何が実現するのでしょう。そこで私たちはどんな顔をして、どんな話をしているのでしょう。合意形成されると私たちは、どんな風にハッピーなんでしょう。「意」が合わさるときって、どんな気持ちなんでしょう。いい合意形成とか、悪い合意形成ってあるのでしょうか。だいたいその「意」って本気?それとも周りの人に合わせた意見である可能性もありますか。そもそも、このウィキペディアの「合意形成」についての説明は、多くの人に「合意」された定義なんでしょうか。私なら、「合意」は形成するんじゃなくて、「生まれてくるもの」って感じています。みなさんはいかがですか。

合意形成ってこういうもの。っていうイメージが分からないで、私たちは本当に納得できる合意形成ができるのでしょうか。

やっぱり分かるようで分かりません! だから、みなさんと話したいと思いました。「これがきっと合意形成がなされた瞬間なのでは?」という体験をした方がいらしたら、ストーリーを聞きたいと思いました。そして、できれば、話をして、意味やこの言葉の質感を見つけたい、作って行きたい。 質感の感じられる形で合意形成の意味を「形成」していきたいと思っているのです。

結構大切な話だと思うし、1回ですっきりよく分かったりしないかもしれませんが、何度かいろんな人の話をきいて、その上で話をして…ということを繰り返して行くうちに、キチンと全部言葉にはならないかもしれませんが、五感で「なんとなくこういうもの♬」 ってわかる状態になったらいいなと思うのです。

みんなにとって大切なことをみんなで話して、みんなで決めて行ける第一歩を、みんなで一緒にやってみたい。 みなさん、ぜひいらしてください!

牧原ゆりえ


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